あの世とこの世
あの世とこの世の合わせ鏡。
神は、この世に足つけ衣とし、
人は、あの世を◉元として、心として
生命しているのぢゃ。
神人と申してあろうがな。
このドウリ『十理』よくわきまえよ。
この世にあるものの生命はあの世のもの。
あの世の生命の衣はこの世のもの。
くどいようなれど このこと肚の中に、得心なされよ。
これが得心出来ねばどんなに良いことしても、マコト申してもなにもならん。
夢物語りぢゃぞ。
時節きたのぢゃから、今までのように一方だけではならんぞ。
死とは住む階段の違う場合に起こる現象ぞ
生まれ赤児の心になって聞いて下されよ。
何もかも、ハッキリ写るぞ。
陰と陽 右と左 上と下 前と後 男と女
と考えておるなれど。陰の神、陽の神。即ちタカミムスヒ+とカミムスヒ−と考えておるなれど。その元の神、ミナカヌシ神があるのぞ。
一であり、ニであり、三であるぞ。
元の神なくてはならん。
元の神にも隠れた神と、現れた神とがあるぞ。
このこと先ず心得て下されよ。
其方達は父と母と二人から生まれ出たと思っておるか、肉体の親と見えない親がいると申してあろうが。生まれ赤児の、赤児の心になれと申してあろうが。
赤児の赤児がみえない親であるぞ。
赤児が肉体の見える親ぞ。
一であり、ニであり、三であるぞと知らしてあろう。
半霊と半分質のことを申しているのぞ。
三人から生まれ出ていることわかるであろうがな。
其方の本籍地は神界と申してあろう。
肉体の本籍地もあろうがな。
想いの世界が天てあること。
肉の世界が地であること。
想いは肉体と1つであることを少しは理解したであろう。
其方は、生まれた時『ヘソの緒』で肉体の親と繋がってきたであろう。
その他に、其方にとってももっとも大切なヘソの緒の外に、『臍』ほぞの緒、肚の中ほどにある見えない親との繋がりの臍の緒があるのぞ。
これが、想いの世界に繋がっているのぞ。
肉の世界がヘソの緒であるぞ、三人から生まれ出てきたことわかるであろうが。
其方の親神は其の方が起きている時も、寝ている時もいつも其方の側におると申してあろう。どこに行こうと、死んでも其方の側から絶対に離れられないのぞ。
この眞実がわかりて、大歓喜の行動致せば、もう其方は半霊半分質の神人となれるのであるぞ。
〜因縁の身魂の開神の三千 その八〜
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