ひふみ【十和に.永遠に】
星座之巻
第一帖
この巻「星座の巻」。
偶然と申すのは、宇宙世界、
星の世界の必然からのものであって
偶然ではないぞ、
天に星のある如く
地には塩があるのであるぞ、
シホ、コオロコオロにかきならして
大地を生みあげた如く、
ホシをコオロコオロにかきならして
天を生みあげたのであるぞ。
天の水、地の水、
水の中の天、水の中の地、
空は天のみにあるのではないぞ、
地の中にもあるのぞ、
天にお日さまある如く
地中にも火球があるぞと申してあろう、
同じ名の神二つあるぞ、大切ことぢゃ。
第二帖
ナルの仕組とは
【成十】(七 十)の経論であるぞ、
八が十になる仕組、
岩戸(言答)ひらく仕組、
今迄は中々に判らなんだのであるが、
時節が来て、岩戸がひらけて来たから、
見当つくであろう、
富士(ニニ、普字)と
鳴門(ナルト)( 十、成答)の仕組、
結構致しくれよ。
第三帖
時、時、と申してあるが、
時間ではないぞ。
神(カミ)、幽身(ガミ)にも
聞かせているのぞ。
地上人には時間が考えられるなれど、
神界には時間がなく、
神も霊人も時間は知らないのであるぞ。
只よろこびがあるのみぞ。
神界で時間と申すのは、
ものの連続と変化、
状態の弥栄の事であるぞ。
トキ待てよ。
トキ違えるでないぞ。
地上人の時間と区別して考えねば
このふでは解らんぞ。
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